未成年者は青少年保護育成条例
(都道府及び市町村単位で名称は異なります)により、その立場を守られています。
これは、援助交際と言う名の売春行為が後を絶たず、
そこから更に未成年者を巻き込んだ悲惨な犯罪が多く発生したことも背景にあり、
地方自治体ごとに制定された条例です。
この条例は、例えば性的な表現が過激な本や雑誌などの規制にも適用され、
未成年と知らずにその手の本を売っても罰せられることがあります。
また、深夜帯に未成年者が単独で外出をすることを禁じ、
遊戯・娯楽施設への立ち入りも規制するなどが規定されています。
つまりは、保護者ではない成人が未成年者と知らず深夜帯に連れまわしていると、
法的に罰せられる可能性もあることになるわけです。
このように、なかなかに厳しい条例で保護されている未成年者ですが、
当の未成年者の中には、この条例を逆手に取り犯罪に走る者もいます。
その多くは、家出サイト・神待ちサイトや出会い系サイトなどが舞台になります。
これらのサイトは、当然のことながら18歳未満に利用を禁じています。
それは、運営側も前置きしているところが多いのですが、
正直、年齢の確認をしているところは少なく、登録する人の申告頼りなところがあります。
未成年者ですと、これを承知で登録した場合も法律に
触れてしまうのですが、それもお構いなしに登録するしてしまうようです。
むしろ、法律に逆らうことが一種のステイタスになっているところがあるので困ったものです。
そんな未成年者がサイトを利用し、関係を持ったところで未成年であることを相手に告げ、警察に言われたくなかったら・・・と
金銭を要求したり、同意だったはずなのに「むりやりだった」と警察に被害届けを出し、裁判沙汰に・・・といったケースもあります。
また、本当に家にいられない事情がある未成年が家出をし、やむなく家出サイト・神待ちサイトを利用したということもあります。
いずれにしても、法を犯すことに抵抗感がないと言うのが、未成年者犯罪の問題点なのではないか、と思うのです。